マンガって多種多様で作品数も膨大なので作品との出会いも一期一会。
他人からどれだけ面白いと勧められても結局読んでみなけりゃ、わからないですよね。
めちゃくちゃ有名な作品だって実際どう感じるかはその人しだい。
なので、これはあくまで自分が好きなマンガの紹介ですのであしからず。

どんな内容?
「働かないふたり」はニートの兄妹、守と春子の日々を描いたマンガ。
二人を中心に、父母、友達、ご近所さんなどとの日常を描いてあります。
サザエさんみたいなイメージですかね?
ほのぼの&コメディーで読んでいていやされます。
二人は働いていないがそのぶん実社会に染まっていなくてたまに本質的な所を突いてくるので
そこで心つかまれました。
だんだん広がる人とのつながり
巻が進むとだんだん知り合いというか友達が増えていくのがまた楽しいんですよ。
春子の友達の家族、守の友達の会社の後輩、公園で知り合ったシングルマザー、
みんないい人ばっかりなんだけど、よくよく読み返してみると登場したときはちょっとトゲがあったりするんですよ。
それが守とか春子と一緒の時間を過ごす間にカドがとれて魅力的なキャラになっていく、
ここが一番読んでておもしろいんです。
要所ででてくる本質をつくセリフ
要所要所で登場する多くのキャラが物事の本質をつくことを言うのが深みを与えてるんですよ。
あるとき守が戸川さん(※会社を辞めて創作活動に専念することにした守の父の元女性部下)を見かけます。
戸川さんは思うように作品をかけず、行き詰まりをを感じ涙をながしていました。
そんな戸川さんに「つらいんですか?」と声をかける守。
思わぬ再開に戸川さんはその場を立ち去ろうとしますが、守はつづけていいます。
「行き詰ったなら人の手もかりてみましょうよ、耐えることと努力は別です」と。
すっかり視野が狭くなっていた戸川さんは守との会話で再びエネルギーが湧くのでした。
日本人にありがちじゃないですかね?
忍耐と努力がごっちゃになっちゃうみたいなこと。
ブラック企業で文句も言わず働きつづけるとか。
誰しも自分のキャパオーバーするとバランスを崩し物事を客観的に見れなくなるのは経験あるんじゃないですか?
こんな風に刺さるセリフがふいにでてくるのも魅力のひとつ。
お金を使わないけど豊な時間の過ごし方
ニートの二人は時間はあるけどお金はない。
お金を使わないけど、思わず見てる方は楽しそうだなと思ってしまうような時間を過ごします。
ご近所の猫の出現ポイントを乗せた猫マップをつくったり、
朝日を見にいったり、
秘密基地を作ったり、
夜中におもむろにチャーハン作ってみたり、
晴れ渡る青空の下で気の向くままに読書したり、
草野球を観戦したり。
ほとんどお金は使ってないものの素朴ながら豊な時間の過ごし方を見せてくれます。
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